店内に置いている「ご意見箱」に「店内が寒い」と顧客からの苦情が寄せられたとしたら・・・。
1. すぐにエアコンの設定温度を上げる
2. 何もせずに放置しておく
あなたならどうしますか?
まず「1. すぐにエアコンの設定温度を上げる」のはやめた方がよいでしょう。「店内が寒い」と感じているのははごく一部の少数意見かもしれません。
寒すぎも暑すぎもせずにちょうどよいと感じている人は、わざわざ「エアコンの設定温度が素晴らしくよいです」と書いて「ご意見箱」に入れるようなことはしないでしょう。
「2. 何もせずに放置しておく」のもまずい対応しょう。不満があっても苦情を伝えない顧客がほとんどです。
クレームは不満足という氷山の一角です。
- 1件のクレームの後ろには6~7人の不満足なお客様が隠れている。
- 1件のクレームが入れば、その3~4倍の人が悪い口コミをしている。
- そして、1件のクレームが入ると、60人に不満が伝えられている。
※いずれも当社で実施したライフスタイル調査の結果です。
正解は、
3. お客様アンケートで店内の温度が適温と感じているかどうかを調べる
です。
お客様アンケートを実施して、「店内が寒い」と感じている人がどの程度いるのか?どんな人が、どのエリアでそう感じているのか?などを調べると、「寒いと感じている人には〇〇な人が多い傾向がある」ということがわかります。
そうすると、飲食店であれば「〇〇な」お客さんには、エアコンの風があたらない席をすすめるなどの対応ができ、不満を未然に防ぐことができます。
行動の根拠の一つにリサーチから得られる科学的な実証データが備わっているかどうかが、意思決定の質を左右します。
お客様の声を聴いてマーケティングを効果的に行うことでリピーターや口コミ客の増加につなげたいとお考えでしたら、手軽なWEBアンケートからはじめてみてはいかがでしょうか。
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