先日、総務省が「統計ダッシュボード」というサイトを公開しました。
「人口・世帯」「労働・賃金」など17分野、約5,000種類の統計データが収録されており、知りたい項目をグラフ表示させたりデータをダウンロードしたりすることができます。
出典:統計ダッシュボード(https://dashboard.e-stat.go.jp/)
政府統計のポータルサイトとしては「e-Stat(イー・スタット)」がありますが、統計表が細分化されていて欲しいデータにたどり着くまで結構大変ですし、入手したデータを加工して利用するにもかなり手間がかかります。
e-Statで平成27年国勢調査の人口データを探そうとすると…
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(http://www.e-stat.go.jp/)
人口や家計などよく利用される基幹統計については、統計データを探すのに慣れていない人でも簡単に見つかるように、ということで新たにダッシュボードを開発したのでしょう。ロゴのデザインをはじめビジュアル面のセンスには好みもあるでしょうが、統計利用の拡大につながることを期待します。
また、オープンデータの推進は情報支援の観点から地方創生につながる、として開発された統計ツールが「RESAS(リーサス)」です。
Resasとは地域経済分析システム(Regional Economy Society Analyzing System)のことで、官民の様々なデータを可視化することで地域の実態や課題を浮き彫りにします。
トップページは一見するとホラー映画のタイトルバックのようですが、収録データの内容やWeb上の表示機能はかなり充実しています。
出典:地域経済分析システム(RESAS:リーサス)(https://resas.go.jp/)
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