郵便料金の値上げ
2024年10月1日から、はがきや手紙の郵便料金が1通あたり20円以上高くなりました。大量に送付する企業や団体にとっては大きなコスト負担増となります。
カタログやDM、請求書など郵送を頻繁に行う企業は、この値上げを機にペーパーレス化やデジタル化の検討を進めるべきタイミングかもしれません。アンケートにおいても、これまで郵送で顧客満足度調査を実施していた企業や団体は、Webアンケートの導入を検討する機会となるでしょう。
郵送アンケート と Webアンケートの違い
郵送アンケートには、郵便料金以外にも、印刷費や作業の手間がかかります。一方、Webアンケートは初期設定にコストがかかるものの、運用後のコストと手間は大幅に削減されます。
郵送アンケート | Webアンケート | |
直接的な費用 | 印刷費、封筒、郵便料金 | サーバ・ツール使用料 |
作業の手間 | 封入、宛名書き、切手貼付、発送、返信封筒開封、データ入力 | アンケート画面作成、依頼メール送信、回収データのダウンロード |
Web移行の障害とその対策
Webアンケートには多くのメリットがありますが、いくつかの懸念から導入に踏み切れない企業も多く存在します。以下に、そのような懸念点と解決策を紹介します。
高齢層のWeb対応が難しいのではないか?
まず、高齢者がWebアンケートに対応できないのでは?」という懸念についてです。
実際に高齢者のWebアンケート回答率は近年増加しています。弊社が実施しているある調査でも、60代以上の約半数がWebで回答し、70代以上でも3割を超える人がWebを選んでいます。Web対応へのハードルは年々低くなってきています。
一気にWebアンケートのみに移行するのが難しいと感じる場合、まずは従来の郵送アンケートにWebを併用する方法がおすすめです。この場合、Web回答が増えた分、返信用の郵便料金やデータ入力の手間を削減することができます。
データの継続性が失われるのでは?
次に、「調査方法を変えると過去データとの連続性が失われるのでは?」という懸念についてです。
調査対象者や質問内容が大きく変わらない限り、データの比較・継続性は維持されます。むしろ、この移行のタイミングはアンケート内容を見直す好機です。不要な項目を整理し、新しい項目を導入することができるでしょう。紙とWebの併用を導入すれば、段階的な移行も可能です。
Webアンケートへの移行のチャンス
Webアンケートへの移行に伴う手間や検討事項が多く面倒に感じられるかもしれません。しかし、今回の郵便料金の値上げは、コストと手間の大幅削減を目指して調査方法を見直す絶好のタイミングです。
当社は、郵送アンケートからWebアンケートへの移行や、紙とWebを併用した調査の導入サポートに豊富な実績があります。アンケートのWeb化でお悩みでしたら、お気軽に当社にご相談ください。
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