今年の夏の高校野球、第98回全国高等学校野球選手権大会は、8月7日(日)から21日(日)までの15日間(雨天順延、準々決勝翌日の休養日1日を含む)、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催されます。
高校野球の聖地である阪神甲子園球場は、第10回大会の1924年(大正13年)に完成しました。この年の干支が「甲子(きのえね)」で60年周期の最初にあたるため縁起がよいということで甲子園球場(当時は甲子園大運動場)と名付けられたそうです。
なお、甲子園を本拠地とするプロ野球の阪神タイガースが誕生したのは1935年(昭和10年)のことです。
甲子園は収容人数が47,000人を超える日本最大の球場ですが、高校野球の大会期間中は1日の入場者数が最大8万人を越える盛り上がりをみせます。
さて、神奈川県大会は、今年は188チームが参加し、愛知県(190校)に次いで出場校数が多い激戦区です。ちなみに、最も出場校が少ないのは鳥取県で25校です。
188チームのトーナメントの場合、優勝校以外の187チームが負けるまで試合を行うわけですから、決勝戦までの総試合数は187試合となります。
また、優勝までに必要な試合数は、決勝戦からさかのぼって残りチーム数を考えていくと、1回戦から出場する場合は8試合戦わなければならないことがわかります。
それでは、この大会でシード校など1回戦を免除されるチームは何校になるでしょうか?
2回戦で128チーム残るようにするためには、1回戦で188-128=60試合を行う必要があり、1回戦に出場する60×2=120チーム以外の68チームが2回戦からの登場となります。1回戦の勝者60チーム+68チームで128チームになりますね。
昨年は夏の甲子園大会としては久しぶりに神奈川県の東海大相模高校が全国優勝しました。
過去の神奈川県代表校をみると、何校かの強豪で優勝を分け合っている印象がありますが、それでも甲子園で結果を残すのはなかなか難しいようです。
<全国高校野球選手権(夏)神奈川大会の優勝校>
*1998年の第80回大会、2008年の第90回大会は記念大会のため神奈川県から2校が出場
なお、以下のサイトには第1回からの高校野球優勝・準優勝校一覧が載っておりますので、よろしければご覧ください。
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