1+1が2以上になるWeb回答併用型郵送調査

郵送調査とインターネット調査を併用することで、両者のメリットを生かした魅力的な調査手法にすることができます。

郵送調査のカバレッジの広さ+インターネット調査の手軽さ=調査の協力率が高まり、データの精度が上がる

Web回答併用型郵送調査が効果的な例

  • 得意先企業や登録会員を対象とする満足度調査など
  • 学術的な調査研究のための意識実態調査など

郵送調査は、他の調査手法に比べ「時間がかかる」「回収率が低い」といったデメリットが指摘されています。
しかし、失礼の許されない取引先企業を対象とする満足度調査や高齢者などインターネットを利用していない人を対象とするアンケートでは、郵送調査の実施が不可欠です。
郵送調査のメリットはそのままに、手軽にWebで回答することができるインターネット調査方式と併用することで効果的に調査を実施することができます。

 主なメリット主なデメリット
郵送調査・幅広い地域や年齢の対象者を万遍なくカバーできる・回収までに数週間かかる
・商品サンプルや謝礼など物品の送付ができる・回収率が低い(2~4割程度)
・(紙で回答記録を残しておきたい等)企業を対象としたBtoB調査向き・無回答やエラー回答が発生してしまう
インターネット調査・数日~短期間で回収できる・(30歳未満の男性や60歳以上の女性など)モニター登録数が少ない層では回収が難しい場合がある
・登録モニターであれば、ほぼ確実に目標数を回収できる
・回答のモレヌケがないよう調査画面上で制御できる
・データ入力の手間が不要

対象者の中には、紙に書くのは面倒だけどスマホなら協力しよう、あるいはアンケート用紙を失くしてしまったがWebで回答できるなら協力したい、といった人達もいます。
これまでの経験では、郵送調査とインターネット調査を併用した場合、回答者全体の10~30%がオンライン回答となっています。その中には紙のアンケートだけなら協力してくれなかった人もいて、その分だけ回答者数を上積みできるわけです。 

回収率=協力率を上げる

一般消費者を対象にした場合、郵送調査の回収率はだいたい2~4割くらいです。一見すると低いように思えますが、他の調査手法においても、たとえば訪問面接調査で一般家庭に戸別訪問したり、あるいは電話調査でランダムに電話をかけたりして調査に協力してくれる割合は、実際には2~4割もないでしょう。

郵送調査だけが協力率が低いわけではないのですが、郵送調査の場合は、調査に協力してくれないとその分の調査票や郵送代などが無駄になってしまいます。
そのため、できるだけ回収率を上げるように努める必要があり、そこでポイントとなるのが締め切りタイミングの設定です。

郵送調査の回収状況には、大きく、

  • 発送から3~5日後
  • 回収締切日の直前

の2つの山があります。その間の期間は、多少の起伏はあるにせよあまり多くの回収数は見込めません。

郵送調査に協力してくれるような人は、調査票を受け取ってから2、3日以内に記入して返送してくれる人が多いのです。
また、仕事や旅行等での不在や、しばらく多忙で時間がないが落ち着いたら協力しようと思う人達もおり、そうした人たちの多くが締め切り間際になって返送してくれるわけです。

従って、回収数を増やすためには回答締切りまでの期間を、最低2回の週末を含めて3週間程度設けておけば十分です。

答えやすい調査票にする

郵送調査は、質問内容を先に見てから協力するかどうか判断してもらう形になります。
回収率を高めるためには、質問ボリューム、すっきり見やすいレイアウト、回答に戸惑わない質問フローなど、対象者が答えたくなるような調査票を作る必要があります。

調査票はできれば両面4ページ(A3サイズの2つ折りで1枚) 、多くても8ページに収めるようにします。

調査票は多くても8ページ以内にする

ただし、文字サイズは10ポイント以上とし、行間を縮めたり無理やり質問を押し込んだりした窮屈なレイアウトにしないことが重要です。
なお、他の書類と区別してもらうために色紙を用いるのも有効で、たとえば、クリーム系統の色だと黒文字も映えて読みやすくなります。

正しく、漏れ抜けなく、最後まで回答してもらえるような質問内容、質問フローにするのはもちろんのこと、質問文や選択肢を、対象者によって意味の捉え方に違いがないよう簡潔にまとめることが大切です。

しかしながら、どんなに出来栄えのよい調査票であっても、人間が回答する以上は回答間違いがでてきます。
たとえば、

  • 単一回答の質問なのに複数の項目に〇がついている
  • 複数回答の質問でも、他の項目と同時に「どれもない」に〇がついている

などです。

使えるデータを得るには注意深い検票とデータクリーニング作業が欠かせません。そして、集計・分析に際しても細かい配慮が必要になります。

郵送調査実施の流れ

調査の企画から報告書の作成まで、一般的な郵送調査プロジェクト全体の流れをまとめると以下のようになります。

郵送調査実施のながれ

「督促」や「謝礼手配」「謝礼発送」を行わないケースでも、他の調査手法に比べて工数が多く手間がかかります。
作業量が多い一方、お客様の大事な個人情報を扱いますので、迅速かつ慎重な対応が求められます。

これを社内で実施しようとすると、通常業務のかたわら限られたスタッフで取り組まなければならない場合には相当の負担となります。
さらに回収率を上げるためにインターネット調査方式を併用する場合には、Webアンケートの画面作成や郵送調査回答とのデータマージなどのノウハウ・スキルが必要です。

Web回答併用型郵送調査では、当社がアンケート事務局となり、調査の企画段階から、発送・回収、Webアンケートの作成・管理、データ入力・データマージ、そして集計・分析までワンストップで精確かつ効率的に調査プロジェクトを進めます。
データ管理を含めリサーチ業務に精通した当社に調査実務の全般をお任せいただくことで、クライアント様には安心して顧客対応などのより重要な業務に注力していただけます。

グルーブワークスの「アンケート事務局」

質の高い郵送調査を効果的に実施いたします

当社がアンケート事務局となり、調査の企画段階から、発送・回収、Webアンケートの作成・管理、データ入力・データマージ、そして集計・分析までワンストップで精確かつ効率的に調査プロジェクトを進めます。

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