ゼロからはじめる市場調査の活用ガイド

ゼロからはじめる市場調査の活用ガイド

市場調査/マーケティング・リサーチとは

市場調査/マーケティング・リサーチとは、顧客のことや競合相手のことを知るために市場について調べることです。
詳しく知ることで会社の改善点が見えてきます。改善の先にあるのが会社の成長です。

「たぶん、こんな感じだろう」という思い込みではなく、客観的なデータも見たうえでビジネスの戦略をたてるほうがうまくいくはずですね。

しかし実際には、思い込みや思いつきだけで動いているケースも多いでしょう。

ハードルとなっているのは、

  • 調査のやりかたがわからない
  • 調査をするのが面倒
  • 調査をするのにお金がかかる
  • 調査をしたって意味がない

などの理由です。

調査の活用を妨げる4つのハードル・・・「やりかたがわからない」「面倒/難しい」「お金がかかる」「やっても意味がない」

これまでアンケート調査をしたことがない調査未経験者でも、(できるだけ)お金をかけずに意味のある調査ができる方法を3つご紹介します。

知識ゼロからはじめる調査票テンプレート集

「調査票」とは、アンケートの質問のことです。
設問文や選択肢の表現、順序、構成、全体のボリュームなど、調査票を作る時に注意すべきポイントがたくさんあります。

以前のコラム「上手なアンケート作成のコツ」でいくつかのポイントについて詳しくご説明していますが、約束事がいろいろとあり面倒です。

しかし、初心者でも上手な調査票を作るコツがあります。
それは、「まねる」ことです。まねることが学ぶことにつながります。

調査票をイチから作るのは大変ですが、目的にあった「型」を見つけてパーツをあてはめていくと、結構よいものにしあがります。

お手本となる「型」を見つけるには、「アンケート 調査票 サンプル」「調査票 テンプレート」などで検索してみるとよいでしょう。

当社でも調査票テンプレートをまとめたページを用意しています。
無料でダウンロードできますので、目的にあいそうな「型」があれば、使ってみてください。

アンケートのサンプル調査票

 

費用ゼロでできる無料アンケートツール

満足のいく調査票ができて、アンケートを実施した次に来るのが、データの入力や集計の面倒です。
また、のちのち、性別や年代などの属性によるクロス集計を行うためには、集計しやすいデータ形式を考える必要があります。

ノウハウはある程度まねることができますが、データの入力のような作業は誰かがやる必要があります。
しかし、専門の調査会社に頼むとお金がかかるし・・・。
その結果、入力や集計の面倒から、調査はしたものの集まった回答は手付かずのまま放置・・・ということになりがちです。

データ入力の面倒を解決するのに一番よい方法は、アンケートの回答画面を作っておいて、対象者自身に回答を入力してもらうことです。

無料で使えるWebアンケートツールも結構あり、中には簡単な集計機能までついたものあります。
「セルフアンケート 無料」で検索するとたくさんヒットします。
ある程度のレベルの調査票設計ができる人は、そうしたツールを使うことができます。

  • お客さんのなかにはWebが苦手な人もいるので、やっぱり紙のアンケート用紙も必要
  • テンプレートやアンケートツールをWebで検索してあちこち調べまわるのは面倒

という場合に使えるアンケートツールもあります。
「タブレット アンケート アプリ」などのワードで検索するといくつかひっかかってきます。

当社でもiPad上で動く無料アンケートツールを用意しています。
iPadひとつで簡単にお客さまアンケートを作成し、手軽に実施して集計・グラフ作成までできます。小規模な店舗・施設の方向けのツールをお探しの場合にちょうどよいツールです。

無料アンケートツールの説明

 

アウトソーシングで面倒な作業ゼロ

ここまでは知識ゼロでも0円から始める「日曜大工」のような方法です。

安心して長く住み続けられる家を建てようとすると「日曜大工」では間に合いません。・・・プロ並みの腕とたっぷりの時間があれば別です。

市場調査の場合も同じで、会社の成長につながる改善点を見つけようとすると、さまざまな角度からいろんな切り口で調査データを見ていく必要があります。

調査票の作成、アンケートの実施、そして集計・分析と改善点を見つけるまでには、何かと面倒なハードルがあります。

そこで、調査会社の出番となります。
調査票の作成から分析までを調査会社にアウトソーシングすることで、社内は改善点を見極めて改善策を考え、実行するところに注力します。

調査部門を持つ大手の会社でも、ほとんどの場合はこの方式で調査を活用しています。

調査会社に委託する場合にどのくらいの費用がかかるのかが気になるところですが、これはピンキリというしかありません。
安くお得に利用したいのであれば、パッケージ化された定型的なサービスの利用がおすすめです。

「市場調査 料金」「市場調査 費用」で検索すると、料金表を公開している調査会社が出てきます。
ちなみに当社の場合は、調査のタイプ別に1万円から100万円を超えるものまで、だいたいの目安をご案内しています。

意味のある調査に不可欠な定性と定量のバランス

これまで紹介した「(できるだけ)お金をかけずに調査をすることができる3つの方法」のどれを使うとしても、調査から意味のある情報をみつけるために必要なポイントがあります。

それは「定性的な情報も必ずとっておく」ということです。
満足度や好意度など、その調査で最も知りたい評価について、必ず評価理由を自由回答で答えてもらうことをおすすめします。

パーセントの数字からだいたいの傾向をつかむことができます。これである程度視点が定まります。
評価理由からは「なぜ」の理由や「どうすれば」の方策についてのヒントを得ることができます。
自由回答に書かれていることは他者視点での評価です。たまたま目にしたひとことからアイデアが膨らむこともあるでしょう。

「市場調査をしてよかった。」

市場調査会社にとっていちばんうれしい言葉です。