ジューン・ブライド

ジューン・ブライド

先日、厚生労働省から、人口動態統計月報年計(概数)の結果が公表されました。
それによると、2016年の婚姻件数は、620,523 組で前年に比べ14,633 組減少となり、戦後最少を記録したとのことです。

婚姻数と婚姻率の推移
※2015年までは確定値、2016年は概数値
出典:厚生労働省「人口動態統計」

団塊世代が結婚適齢期に差し掛かった1970年代初めは毎年100万組を超えるカップルが誕生していたのが、3分の2以下のレベルにまで減少してきているわけですね。

さて、6月といえば「ジューン・ブライド」ということで、結婚する人が多そうなイメージがありますが、実際にはどうなんでしょうか。

以下は、婚姻届提出件数の月別割合をグラフにしたものですが、12か月を春(3~5月)・夏(6~8月)・秋(9~11月)・冬(12~2月)の4区分に色分けしています。

届出月別にみた婚姻件数割合
出典:厚生労働省「人口動態統計」

四季の中では、春が最も多いのですが、以前に比べると季節による差は少なくなってきています。
月別で多いのは3月と11月です。1980年代までは5月も多かったのですが、最近は少なくなってきています。

2010年~2015年までの6年間の平均でみると、やはり3月と11月の割合が高くなっています。
年度の区切りとなる3月は、春の始まりですし、新生活をスタートするのにぴったりの月ですね。
また、11月は、安定した天気の日が多く、「いい夫婦の日(11月22日)」もあって、人気があるのだそうです。
一方、「ジューン・ブライド」の6月はどちらかというと婚姻件数が少ない月に分類されます。
20170617d
出典:厚生労働省「人口動態統計」

都道府県別にみると、他の地域に比べ、北海道や東北地方で6月に結婚するカップルの割合がやや高いようです。

年間婚姻件数に占める6月の割合_都道府県別(2015平均)
出典:厚生労働省「人口動態統計」

「ジューン・ブライド」の由来を調べてみると、6月はローマ神話の結婚をつかさどる女神「Juno」の月なので、「6月に結婚した花嫁は幸せになれる」とする説や、ヨーロッパでは3~5月は農繁期で結婚が禁止されていたため、結婚を待ちわびたカップルが6月に結婚することが多かったからとする説などがあるようです。

近年の傾向から推測すると、今年は43,000~44,000人の「6月の花嫁」が誕生するものと思われます。
皆様の末永いお幸せをお祈りいたします。