2021年は、長引くコロナ禍でオンライン商談やテレワークが定着し、9月にはデジタル庁が発足するなど、本格的な「DX元年」となりました。

中小企業がDX推進に期待する主な効果は「販売促進」と「顧客管理」だそうです。
そこで、最優先で取り組むのが販売情報を含む顧客管理データのデジタル化です。

デジタル化した顧客データには、様々の情報を追加してリッチな顧客データベースへと仕上げていきます。
この時、顧客情報の収集にアンケートを活用することができます。

既存客向け販促DM+マイクロアンケート

顧客とのつながりを強化して「○○○のかかりつけ医」のような立ち位置・存在を目指している企業におすすめの施策です。

顧客宛のDMに、商品・サービスの購入・利用状況についての数問程度のアンケート=マイクロアンケートを追加して、集客と同時に顧客情報の追加収集を行います。

購入・利用状況についての質問項目例…○○○は自社の商品・サービスのカテゴリーを表します。

アンケート調査

 所有・利用している○○○の種類や数量
 ○○○の購入・利用に使う金額
 一番最近、〇〇〇を購入・利用した時期
 次回、〇〇〇を購入・利用したい時期
 ○○○の購入・利用する際の決め手
 ○○○についての情報源

アンケートの手書き文字は簡単にテキストデータにできる

来店時に回答を記入したDMを持参してもらうようにすると、既に保有している顧客情報に上記のような新たな情報を追加して、お得意様の「カルテ」を作っていくことができます。

アンケートの手書き文字はスキャンして画像データ化すれば、google driveなどのサービスを使って簡単にテキストデータに変換できます。

Webアンケートで面倒なくデジタルデータを収集

さらに、DMにアンケートサイトのQRコードを掲載してWeb上で回答してもらうようにすれば、画像データ化やテキストデータに変換する面倒がありません。

アンケートの最終画面で割引クーポン送付用にメールアドレスを入力してもらうのもよいでしょう。
DMからメルマガへ、販促からリレーションシップ戦略へと新たな施策への展開可能性が広がります。

マイクロアンケートは、従来の取り組みに簡単なアンケートをプラスして、販促キャンペーンなどのマーケティング施策の効果を上げる方法で、工夫次第でほとんどコストをかけずに実施することができます。

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