顧客目線のチェックを取り入れ、成功確率を上げる

いい商品だから売れるに違いない!
使ってもらえれば、違いがわかるはず! でも売れない・・・

商品の開発やリニューアルに市場調査を活用することで、勘や経験のみに頼ることなく、消費者ニーズを的確にとらえて商品開発を進めることができます。

商品開発に、消費者の声を取り入れていきたい。
多くの企業が思っていることですが、実際にやろうとすると難しいようです。

以下はあるお客様の言葉です。

新商品を打ち出す際に、市場に合った商品を出せているか不安を感じる。
新商品を打ち出した後も、本当にその商品でよいのか不明点が多くある。
売れていなくて終売になった商品がなぜ売れなかったのかを詳しく調べていないため、次につながる動きができていないのではと感じる

商品・サービスの開発に際して、市場調査を上手に活用すると、消費者の感情を理解し、消費者の心を動かすことができます。

勘や経験に顧客目線での客観評価を加えることで、成功確率が高まります。
仮に思うような成果を得ることができなかった場合にも、その理由を検証して「次につながる」ノウハウを積み重ねていくことができます。

ただ、わかってはいるもののなかなか...というのが実情で、ターゲットの設定からして勘や経験だよりという会社も少なくないようです。

そうした中で、マーケティングに強い大手(特に外資)は、商品開発調査をしっかりとやっています。

商品開発調査の教科書的なアプローチ

大手がやっている商品開発調査の教科書的なプロセスを簡単にまとめるとこんな感じです。

商品開発調査のプロセス

商品開発の初期段階から、「欲しい」「買いたい」と思う理由を深堀して、それを消費者の心にうまく響くように伝えることができているかを厳しくチェックしていきます。
専門的なスキルや経験を持つ人材を豊富に抱え、かつ、資金力のある大手だから取りうるアプローチですが、基本形として学ぶべき点が多くあります。

ここから先は、顧客目線のチェックを組み込み、開発者の思い入れ、あるいは勘や経験のみに頼らない商品開発プロセスを3つの段階に分け、それぞれについてまずは大手がやっていることの基本形を説明した後で、調査になじみのない企業も導入できるアプローチを紹介します。

第1段階:【そう、これが欲しかった!を引き出す】消費者ニーズ探索法

営業・マーケティング活動を効果的に進めるには、何よりもまず「売れる」顧客セグメントを見つけることです。

そのうえでターゲット層の具体的な顧客像を描き、現在抱えている不満・問題点やニーズを探り出し、直感に訴え、受け入れられる商品・サービスの要件を明らかにします。

第1段階では、市場実態把握から、商品アイデア開発のための消費者ニーズ探索調査を実施します。

第2段階:【売れる・効くを見極める!】アイデア・スクリーニング調査

商品のアイデアを前に、「どれが一番顧客に受け入れられるだろう?」と悩まれることが多いものと思います。

第2段階では、アイデア・スクリーニング調査で、出そろったアイデアの市場性を吟味して少数の有望候補に絞り込み、開発のリソースを集中していきます。

第3段階:【欲しい!買いたい!商品に仕上げる】コンセプトテスト

商品のアイデアにひきつける消費者インサイトや、アイデアが消費者に提供する便益、競合商品との違いを商品コンセプトにまとめます。

第3段階では、想定するターゲット層の人たちに最終的な商品コンセプトを見てもらって、商品の魅力度や価格、購入意向について評価してもらいます。

「数値」と「コトバ」で商品開発を支えるリサーチ実践法

消費者に選ばれるためには、まずは納入先である小売業のお客様に選ばれる必要があります。

商品のリニューアル案に対する消費者の反応を確かめるコンセプトテストや試用を伴う消費者アンケートなど、消費者や納入先に対して説得力のある提案をするために役立つ商品開発調査の実施方法をご提案いたします。