売れる・効くを見極める!
ターゲットにはどのアイデアが効くだろうか?
どれが一番顧客に受け入れられるだろうか?
「購入意向」と「目新しさ」の2軸で、最も「売れる」、最も「効く」見込みのある候補を見つけます。
商品開発調査といっても、開発のステージにあわせて様々な目的をもった調査があります。
■ 商品開発調査の主な目的
・消費者ニーズの把握
・商品アイデアの絞り込み
・商品のネーミングやパッケージの絞り込み
・商品に対する受容度(購入意向)の把握
・商品の広告案の評価
・市場投入後の効果測定
開発のステージごとに基準値(ノーム)を設けて、それをクリアしたもののみが次のステージに進む選抜方式で選択と集中を行うことにより、
・消費者ニーズを見つけて、
・魅力ある商品コンセプトを開発し、
・「欲しい」商品に仕上げていく
一連の開発プロセスができあがります。
アイデア・スクリーニング調査
消費者ニーズ探索ステージで発見したインサイトをもとに、ワークショップなどを通じて商品のアイデア出しを行います。出そろったアイデアの市場性を吟味して、より有望な商品アイデアへと絞り込んでいくために行うのがアイデア・スクリーニング調査です。
商品アイデアの特徴を簡単にまとめた説明文を見た後で、購入意向や目新しさなどを評価してもらう方法があります。多い時には20~30個程度の説明文をランダムな順番で表示して、それぞれについて回答してもらいます。
たとえば、購入意向と魅力度の評価をかけあわせたグラフから、商品の市場性についての判断基準を得ることができます。
第1象限に入るのが理想ですが、第2象限にあったとしても成功可能性があり、第4象限にある場合には時期尚早の可能性がありそうです。
調査を重ねることで、過去の調査結果を基準値となるベンチマーク情報として利用し、第1象限や第2象限にある有望群をさらに絞り込んでいくことができるようになります。
機動性の高い調査がおすすめ
弊社では、n=100人に対してわずか4問のコンパクトで手軽に実施できる機動性の高いアイデア・スクリーニング調査を提案しています。
インターネット調査方式での実施となり、調査の基本構成は以下の通りです。
アイデア・スクリーニング調査の構成
たとえば、アイデアが5つあれば、アイデアの特徴や消費者に提供するベネフィットなどを簡単にまとめたコンセプトを5種類用意して、100人×5種類=500人を対象とした調査を実施します。
1人の対象者が評価するコンセプトは1つだけですので、オーダーバイアスを受けることなく、調査結果を直接比較することができます。
4問の中にも自由回答を組み込んでいますので、n=1×100の定性調査にもなり、消費者目線で有望なアイデアの絞り込みを行うことに加えて、アイデアの持つ魅力を具体的なコンセプトの形に展開していくためのヒントを得ることができます。
なお、機密性の高い新商品についての情報はできるだけ社内にとどめておきたいという場合には、自社の従業員を対象として調査を実施することができます。