ダムとホースイロとマンホールのふた

気象庁の季節予報によると、今年の梅雨の降水量は全国的に平年より多めで、特に7月に入ると太平洋側では大雨に警戒が必要とのことです。

ただ、6月時点では、関東6都県の水がめである利根川水系8つのダムの合計貯水量が平年の半分以下に落ち込んでおり、6月としては1987年以来となる取水制限が実施されることになりました。
なお、関東でも神奈川県は相模川水系(相模ダム・城山ダム・宮ヶ瀬ダム)と酒匂川水系(三保ダム)が主な水源となっており、こちらは今のところ水不足の心配はなさそうです。

ダムとホースイロとマンホールのふた

ちなみに、宮ヶ瀬ダムは2001年に完成した比較的新しいダムですが、富山県の黒部ダムと並んで観光地としても全国的に人気です。毎週定期的に観光放流を行っており、その際の水量は毎秒30トン(黒部ダムの2倍以上)と大迫力で、毎年100万人以上の観光客が訪れています。

【宮ヶ瀬ダム】
宮ヶ瀬ダム

さて、水不足は困りますが、逆に大雨による洪水や浸水被害も心配です。ダムや堤防以外の治水施設としては関東地方だと埼玉県東部にある「首都圏外郭放水路」が有名です。

首都圏外郭放水路は、地下50メートル、総延長6.3キロメートルに及ぶ地下トンネルに、氾濫しそうになった周辺の中小河川の水を取り込むことができる、世界最大級の地下放水路です。未使用時には巨大な調圧水槽の見学も可能なのですが、内部はまさに“地下神殿”の趣きでスケールの大きさに圧倒されます。

【首都圏外郭放水路】
首都圏外郭放水路

なお、川崎市でも局地的な集中豪雨などを想定した浸水対策を進めています。例えば、現在、川崎区に大師河原貯留管を建設中で、地下20メートルを巨大なシールドマシンで掘り進んでいるところです。

ダムや放水路など巨大施設をみてきましたが、水関連インフラとしてもっと身近なところでは、最近ご当地マンホールが話題になってます。東京23区などではデザインコレクション用のマンホールカードまで作成して無料配布しています。

●下水道広報プラットホーム
http://www.gk-p.jp/mhcard.html

マンホールのふたは、表面に業界規格を満たす滑り止めの凹凸があれば基本的にデザインは自由だそうです。
川崎市では、真ん中に市の花「ツツジ」、その周囲を市の木「ツバキ」が囲んでいるデザインのマンホールを見かけることが多いですが、各地で独自デザインがあるそうですので興味のある方は見比べてみると面白いかもしれません。

川崎市のマンホールのふた