2019年はどんな年?

2019年はどんな年?

新年あけましておめでとうございます。

今年は平成最後の年です。4月30日に天皇陛下が退位され、5月から新しい元号(「大化」以来248個目)になります。
改元のタイミングは、新年では大切な皇室行事が重なり、年度替りの4月も世間的に慌しく今年は統一地方選挙もある、等の事情から、ゴールデンウィーク中なら祝賀ムードも高まるだろう、ということで5月1日に決まったそうです。
そして、今年に限り5月1日は祝日とされるので、4月27日から10連休という人も多いことでしょう。

また、天皇即位を公に宣言する「即位礼正殿の儀」が行われる10月22日(火)も、今年は祝日となります。
一方、天皇陛下の誕生日は12月23日で退位後、皇太子殿下の誕生日は2月23日で即位前となるため、今年は祝日となる天皇誕生日はありません。

さて、天皇陛下の生前退位は江戸時代の光格天皇(在位:1780~1817)以来およそ200年ぶりですが、早い時期から周知された改元というのは恐らく史上初めての経験でしょう。ただ、国民的な盛り上がりのため(?)、新元号の発表は4月まで待たなければなりません。

それでは、改元関連以外で今年の主な予定をみていきましょう。

【4月】
統一地方選挙が実施されます。夏の参議院議員選挙の前哨戦となるでしょう。
知事選は10道県(北海道、神奈川県、福井県、三重県、奈良県、鳥取県、島根県、徳島県、福岡県、大分県)ですが、都道府県や政令指定都市、特別区の議会議員選挙は統一率が9割近いので、ほとんどの地域で選挙が行われます。

【7月?】
参議院議員のうち、次回改選議員の任期満了日は7月28日で、その30日以内に選挙が実施されます。
前回の2016年、前々回の2013年では自民党が大勝し、現在は改憲派の議員が3分の2に達しているとみられますが、その勢力を維持できるかどうかがポイントです。
ちなみに、参議院議員の定数は、今回の改選では埼玉選挙区と比例代表で計3議席増え、242⇒245となります。過半数は「123」、3分の2だと「164」となりますね。

【9月】
ラグビーのワールドカップが日本で開催されます(9/20~11/2)。
4年に1度行われるこの大会は、夏のオリンピックやサッカーのワールドカップと並び世界3大スポーツイベントの1つとされ、今回で9回目、アジアでは初の開催となります。テレビ放送やインターネットを通じて世界40億人が観戦するとも言われるビッグイベントです。
大会の出場チームは20で、5チームずつA、B、C、Dの4つのグループに分かれて予選を行い、上位2チームが決勝トーナメント(ベスト8)に進みます。なお、日本は過去8回連続で大会出場を果たしていますが、いずれも予選敗退でした。今回は開催国として決勝トーナメント進出が目標となるでしょう。
予選の組み合わせは以下の通りです。


※()は2018年11月時点の世界ランキング

開幕戦は9/20(金)、日本 vs. ロシア が東京・味の素スタジアムで行われます。
まずは初戦を勝利で飾って勢いに乗りたいところですね。

【10月】
昨年10月に、安倍首相は消費税率を予定通り今年の10月に10%へ引き上げる方針を正式に表明しました。
今回、増税対策として、住宅・自動車関連の補助や減税、幼児教育・保育の無償化などに加え、軽減税率とキャッシュレス決済時のポイント還元が示されています。

定期購読の新聞と酒類・外食を除く飲食料品は税率が8%に据え置かれることになっていますが、飲食料品については同じ商品でも持ち帰りか店内飲食かによって税率が異なる等、軽減対象の範囲がわかりにくい部分があります。

また、ポイント還元については、制度の対象となる中小店舗において電子マネーやクレジットカードで買い物すれば、9ヶ月間の期間限定で支払額の5%分のポイントを付与する(店側の負担分は国で補助)という仕組みですが、決済手段によってポイント付与・利用の方法が違ったりして、軽減税率と同様で非常にわかりにくく、このまま運用を始めると店側も消費者側も混乱は必至な気がします。

2014年に消費税が8%になった際は駆け込み需要の反動減もあって消費が急激に冷え込んだこともあり、10%への引き上げはこれまでに2度先送りされてきましたが、今度は本当にこのまま増税が実施されてしまうのでしょうか。

思い返せば、「平成」の元号が発表されたのは、昭和天皇が崩御された1989年1月7日で、昭和最後の年(昭和64年)はわずか7日間でした。しかし、平成元年というのは

・手塚治虫、死去(2/9)
・消費税(3%)スタート(4/1)
・松下幸之助、死去(4/27)
・天安門事件(6/4)
・美空ひばり、死去(6/24)
・ベルリンの壁崩壊(11/9)
・東証3万8,915円(終値)の史上最高値(12/29)⇒その後、バブル崩壊へ

といった具合に、一時代の終わりを感じさせる出来事が相次ぎました。
私たちは、「平成」の終わりの一年をどのように振り返ることになるでしょうか。

皆さんにとってよい年になりますように。