SMAPの今後

年明け早々に飛び込んできたSMAPの解散報道には誰もが驚いたことでしょう。
政財界からも異例のコメントが寄せられたり、SMAP解散による経済的損失は年間636億円(関西大学の宮本勝浩名誉教授による試算)といった発表まであり大騒動になりました。

1月18日にレギュラー番組「SMAP×SMAP」の冒頭でメンバー5人が揃って緊急生出演して騒動を謝罪したことで、ひとまずグループ存続の方向で落ち着きそうです。同番組の瞬間最高視聴率(関東地区)は37.2%に達しました。

騒動の経緯については憶測も交えてさまざまに報じられていますが、ジャニーズ事務所に残留する以上はメンバーの口から真相が語られることはなさそうで、今後、以前と同じような芸能活動を続けられるかどうかもまだ不透明な状況です。

SMAPは、1988年に結成、1991年にCDデビューし今年は25周年になります。
彼らのデビューは時代が昭和から平成に変わり、ちょうどバブル崩壊の時期にあたります。
80年代のアイドル全盛期が過ぎて音楽番組も減り、好むと好まざるとに関わらずバラエティ活動に進出したことで、従来のアイドル像を打ち破ってファン層を拡大していきました。

その後はアーティストとしての活躍も目覚しく、2003年リリースの「世界に一つだけの花」はCD累計売上枚数が250万枚を超え、現時点では今世紀に入ってからのCD売上トップを誇りますし、「夜空ノムコウ」「らいおんハート」もミリオンセラーを達成しました。

歴代CD売上枚数Top10

個々のメンバーが俳優や司会者として活躍の場を広げてもSMAPとしての活動を大事にし、過去のメンバーの不祥事もグループの絆で乗り越えてきました。そうした結束力が支持されているからこそ今回の騒動が衝撃を与えたのでしょうし、平成を代表するアイドルグループの解散は時代の喪失感をもたらすインパクトがあるのかもしれません。

彼らは団塊ジュニア世代で既に中年の域に入ってますが、年を重ねても時代の象徴として長く第一線で活躍し続けてほしいと思います。

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