第87回アカデミー賞発表

この原稿を書いている時点では、まだ結果は分かりませんが、22日(日本時間23日)に第87回アカデミー賞が発表されます。
下馬評では『6才のボクが、大人になるまで。』が作品賞の最有力候補のようですが、さてどうなるでしょう。
なお、過去のアカデミー賞の結果はこちら(https://grooveworks.co.jp/?page_id=8545)でご覧いただけます。

映画離れが叫ばれて久しいものの、歴代興行収入ランキングをみてみると、記憶に新しい『アナと雪の女王』など、割と最近の作品が上位に並んでいることがわかります。

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また、日本映画製作者連盟の公表データによると、国内の映画館スクリーン数、公開本数はともに近年増加傾向にあります。

第87回

ただし、2014年の全スクリーン数3,364のうち、複数のスクリーンが集まる「シネマコンプレックス(シネコン)」が2,911と87%を占めており、映画館の数そのものは年々減っているようです。
また、映画入場者の延べ数は、1950年代の日本映画黄金期には何と10億人を超えていましたが、カラーテレビの普及率が9割を超えた1975年頃から40年余りずっと1.5億人前後で推移しています。
日本人1人あたり年に1回は映画館で映画を観ている計算になりますが、その限られた鑑賞機会を、増加する公開作品数で奪い合う形になると、結局はヒット作に観客が集中してしまう傾向があるのかもしれません。

なお、川崎は「映像のまち・かわさき」を標榜しており、さまざまな映像関連事業に力を入れています。
川崎には生田スタジオや川崎5スタジオなどテレビ・映画の製作スタジオがあり、ロケの誘致も盛んに行っています。
昨年は川崎区小川町を舞台にした映画『小川町セレナーデ』が公開され地元で話題になりましたし、テレビドラマだと『相棒』や『ドクターX~外科医・大門未知子』といった最近のヒット作の撮影も川崎で行われています。
また、日本初の映画の単科大学「日本映画学校」が麻生区にありますし、「KAWASAKIしんゆり映画祭」も毎年開催されています。
さらに、川崎にはチネチッタをはじめ複数のシネコンがあり、川崎市は映画・演劇等の入場料支出額が日本一多い(全国平均の2倍近く)とされています。