2015年はどんな年?

昨年を振り返ると、4月に消費税率が5%から8%に引き上げられ国民生活に大きな影響を与えましたが、今年10月に予定されていた10%への再増税は延期となり、年末に衆議院の解散・総選挙が実施され与党が大勝しました。
また、大雪や土砂崩れ、火山噴火などの自然災害が頻発し、デング熱やエボラ出血熱などウィルスの脅威も感じられた年でした。さらに、STAP細胞を巡る一連の騒動があった一方で、青色発光ダイオード(LED)開発の功績により日本人3氏がノーベル物理学賞を受賞するなど、自然と科学について色々と考えさせられる一年であったように思います。
スポーツの分野では、冬季オリンピックのフィギュアスケートで金メダルを取った羽生結弦選手や、テニスの全米オープンで決勝まで進出した錦織圭選手らの活躍が目立ちました。6月にはブラジルでサッカーのワールドカップが開催されましたが、日本は決勝トーナメントに進むことができませんでした。

さて、2015年はどんな年になるでしょうか。
現時点でわかっている主なスケジュールをみてみましょう。

2月: ソフトバンクが人型ロボット「Pepper」発売
3月: 「北陸新幹線」開業
4月: 統一地方選挙
6月: カナダで女子サッカーのワールドカップ開幕
9月: 自民党総裁選挙
秋: 日本郵政が株式上場

今年はあまり大きなイベントは予定されていないようで、むしろ

・終戦から70年
・自由民主党結成から60年
・日航機墜落事故から30年
・阪神・淡路大震災から20年
・地下鉄サリン事件から20年
・マイクロソフトの「Windows 95」発売から20年

といった具合に、節目の年として意識される機会が多くなるかもしれません。

ちなみに、今年は未(ひつじ)年です。
群れをなす羊は家族の安泰、平和な暮らしを表すそうですが、過去の未年は世界史的な出来事が多く、とても平穏な年だったとはいえないようです。

2015年はどんな年?

特に、中東や旧ソ連における動乱が目立ちますが、このところの急激な原油安により逆オイルショックの懸念もありますし、ロシアを巡る緊張状態も続いていますので、やはり今年もこれらの地域の動向は気になるところです。

国内では、アベノミクスに変調がみられたり大きな政治スキャンダルがなければ安倍内閣を揺るがすことはないでしょう。2016年に参議院選挙を控えていることもあり、今年も景気対策・経済政策最優先となると思われますが、自主憲法の制定を党是としている自民党の結党60周年ということでは、憲法改正論議も現実的な政治課題として浮上してくるかもしれません。